今、タイ南部にあるサムイ島に来ています。
しかもその前にビエンチャンにビサランと言う、ハードスケジュール。
4日午後9時のバスでノンカーイ(国境手前のタイの町)行き、5日の午前7時につきました。(約10時間)
ビエンチャン(ラオスの首都)に行って帰ってきて午前10時。ウドンターニまでローカルバスで行き、そこからバンコクまでの長距離バスに乗れば午後11時ぐらいには帰れるだろうけれど、その後のサムイは、列車のリクライニングシートでいかなければならないので、5日の午後6時20分発の寝台車で帰ることにしました。
7時間以上暇をつぶさなければいけないけれど、事前に古本を買っておきました。予定では6日の朝6時25分につくはずでしたが着いたのは8時近く、特にドンムアンからが異常に時間がかかりました。(約14時間半)
いったんアパートに帰りシャワーを浴び、サムイ島に行く準備をします。サムイ島行きの列車はその日の夕方6時30分。寝台列車で行こうと思っていたら売り切れ、バスで行こうかとも思いましたが、フルフラットにできないなら列車でもいいと思い(安いし)2等座席でいきます。列車は7日の午前7時ぐらいにスラタニ駅に着きました。(約12時間半)そこからバスで少しはなれた港に行き、フェリーに乗り換えサムイ島に行きます。目的地はラマイビーチなのでフェリーの着く港の反対側。
サムイ島に着いてフェリーを降りると、桟橋にタクシーがずらり。タクシーといってもメータは使いません、交渉しなければなりません。初めてなので相場がわかりませんし、高いに決まっています。はじめから乗る気はないので、相手にはしませんでしたが。タクシーに混じってソンテウ(トラックの荷台を座席に改造した乗り合いタクシー)もいたので、ラマイまで行きたいと告げると、そのソンテウは行き先が違うらしく誰も乗っていない別のソンテウを指して、「1人なら100バーツ」。といことは、複数の客がいればそれ以下になるわけだなと思い、パス。そもそもフェリーを降りてすぐの場所に待機しているのは、何も知らない観光客目当てなわけで・・・
桟橋をわたってサムイ島に上陸すると、すぐそこにタクシー・ソンテウ・モタサイが待機していました。料金表があったのでチェックしてみると、モタサイ(バイクタクシー)の料金表でした。除いていると、「どこに行くんだ?」と聞いてくるので、素直に「ラマイまで」と答えると、料金表の真ん中辺を指して「300バーツ」。料金表は英語で書いてあり、これは外人用。タイ人はもっと安いはず。2重価格なのは仕方がないとは思うけど、300バーツとはね・・・ちょっと呆然としていると、聞きもしないのに「タクシーは600バーツだ」だって。バンコクからここまで約700バーツで来れたのに・・・最近こういうときは笑ってあげる、「君の冗談は最高だよ」ってね。
笑いながらソンテウのほうに歩いてると、端っこにいたモタサイのお兄ちゃんが、ソンテウのほうを指して「60バーツ」。60バーツならバンコクのメタータクシーとほぼ同じくらい、観光地であることを考えると妥当な線です。 お客を2人乗せたソンテウがこちらに向かって出発しようとしていたのでちょっと止めて、「どこに行くの?」「ラマイです」「60バーツでOK?」「OKです」。
先客はタイ人の女性と観光客のアジア系女性、日本人ではないことはわかるが、あまり特徴がない。20代だと思うけど、どうして一人でサムイ島に来たんだろうと思ってしまった。とは言うものの、さして興味を持ったわけではない。ただし、彼女が先に下りたので、いくら払うのかは興味津々だった。彼女は私同様初めてらしく、ソンテウが停まっても自分の指定した場所でだと思わず、下りようとしなかった。私はここで誰かが乗り込むのを待っているのだと思ったくらいです。彼女が降りようとしないので、運転手が降りて荷台(座席)に回り、彼女に着いたことを知らせに来た。彼女はバックパッカーらしき格好ではなかったが、ソンテウをチョイスするくらいだから結構旅慣れていると思いました。もしかしたら、60バーツより安い料金かもしれない、距離も短し。
彼女は運転手に100バーツ札を渡しました。すると運転手はおつりを渡さずに運手席に戻ります。
彼女の料金は100バーツでした。まあ、短期旅行客とっては100バーツなんて安いもんだからね...
結局ラマイビーチに着いたのは午前11時。バンコクを出発して14時間半後にやっと到着した。
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