2011年3月24日木曜日

9ボール

昨日から9ボールの試合が始まった。
9ボールは21ゲーム先取、1ゲームごとに選手を変えていきます。
独自のルールで「ジャンプボール禁止」と「3ファールで負け無し」です。
8ボールの時もそうだったけど、今シーズンのメンバーは去年とガラッと入れ替わっていました。上手い人が集まってくれてたらいいんだけど。
試合が始まる前にちょっと電話をしていたので初めの4ゲームを見ていなかったのだが、4-0で勝っていた。今日はワンサイドになるのだろうか?

8試合目に自分の番がやってきた。相手のブレイク後、自分の番。1番が長手方向のエッジにあり、手玉はその反対側。長いバンクショットが要求される。とりあえず狙ってみるが、序盤だけに「入らなくてもいいかな」って感じで、手玉の位置もコントロールせず(2番の位置も全然確認しなかった)撞く。
はじかれた1番はバンクし、手前のコーナーにど真ん中からポケット。
ありゃ、入っちゃった。で、手玉は、っと・・・
4番のボールにピッタリついてる。(ついてないなぁ)
2番に何とか当てようとしたけどファールしてしまった。(まあ、序盤だから)
相手は3番でミス。3,4,5とポケットし6番。6番は長辺側のへりにくっついている。近い方のコーナは8番が邪魔をしていていたので、反対側のコーナを狙える位置に手玉をプレイスメントしたのだが、45度くらいあり、入れられる確率はかなり低いと思った。
入らないことを想定して少し強めに打ってみた。弱く打った方が、少しずれても「コットン」と入るかもしれないが、入らなくて簡単な配置が残ったら最悪。
勢い良く打ち出された6番ボールは、寸分たがわずエッジと平行に走り
ポケット。あらま、と自分でもびっくり。
と、次の瞬間。バンクした手玉がサイドポケットへ。
スクラッチ・・・
スクラッチすような配置ではなかったのだが、強く打つ時に押してしまったようだ。入らないと思っていたから、この時も手玉の位置を気にしていなかった。(入らなかったときの6番の位置しか気にしていなかった)
終盤でスクラッチは痛い。ほとんど負けだ。
相手は7,8とポケット。
だけど手玉の位置が微妙な位置。手玉と9番と、9番とコーナーの距離はどちらも30㎝ぐらいしかないが、角度が80度くらいある。ちょっと構えにくい配置。ただ、メカニカルブリッジを使って慎重に打てば、そんなに難しくはないし、相手もそんなレベルでななかった。どうするかと思ったら、体を乗り出して安易に撞こうとしていた。そうすると難易度は変わってくる。もしかしたらと思って、望みを捨てずに待つ。
弱く打たれた手玉は9番に当たり、9番が弱弱しくコーナーへ。ラインも少しずれていて、コーナーの入り口の角に当たって止まってしまった。もう少し強く打っていれば跳ね返って入ったかもしれない。ラッキーだったが、幸先よく今シーズンの初勝利。
2戦目、相手が9番をミスって自分にチャンスが回ってきたのだが、1戦目の相手と同様80度くらいの角度がある。しかもポケットまで60㎝位あるだろうか、手玉も9番まで1m位離れている。バンクショットも可能だったが、基本的にバンクは嫌い。直接狙っても外す確率は高いのである程度強めに打つ。
はじかれた9番はイメージ通りコーナーへ。
入ったかと思ったら、コーナーの入り口の角あたって、ポケットの手前で
ガチャガチャガチャと暴れるも、ぎりぎりでストップ。負けてしまった。

チームの勝敗はワンサイドになるかと思ったが中盤で2ゲーム差、そして32試合を終わって16-16のタイ。しかしそこから3連勝。終盤で3ゲームビハインドはつらい、勝てるだろうと思っていたらそこから3連敗で19-19になってしまった。次のうちらのメンバーは、その日見ていて1番へたな人だった。ほぼ負けは確実。そしてその次はなんと私。負けたら逆転されて終了してしまう。勝ってくれないかなと思ってみていたけど、内容がひどい。外しまくり。それでもラッキーなことにことごとく外した後の配置が難しくて接戦になっていた。もしかしたらと思っていいたが、やはり負けてしまった。(できることならもう来ないでほしい)
こうなると私が勝たないといけない。20-20になったらプレイオフ。チームから3人ピックアップして2勝した方が勝ちなる。

相手のブレイクでゲームが始まった。
ブレイクで4番が落ち、引き続き相手の番。相手は2番をじっと見つめている。1番を落とした後、どこに手玉を置くか調べてるのかなと思っていたが、
2番に向かって構えだした。
1番を見ると、その先に9番そのさらに先にはコーナーポケットという配置。
ほとんどストレート。手玉と1番は距離があるし、角度も45度以上だから、相手が1-9を狙って撞いても入る確率は低いが、当然狙う配置だ。
彼は1番が落ちたと錯覚してしまったのだろう、そのままついてしまった。
それだけでボールインハンド(フリーボール)なのだが、ついでにスクラッチまでしてしまった。
手玉を自由に置けるなら1-9は簡単だ。慎重に手玉をセットして、ヒット。
9番はポケットに落ちて行った。
勝ったのはいいのだけれど、気合が入っていた分、拍子抜けしてしまった。

3人のメンバーには入らなかったので、試合を見守ることになった。
1ゲーム目、勝利。2ゲーム目は負け。
ワンサイドかと思った試合が最終戦にまでもつれこんでしまった。
最終ゲーム、4番ボールまで落とした局面で相手の番。
コーナー手前に手玉。その近くに5番。サイドポケットを狙う配置だがそこには8番ボールがある。ただし5番が8番にすこしでも当たればポケット出来るほど8番はポケットのそばにある。
はじかれた5番は、無情にも8番にかすりもせず(というかボール2個分ぐらいずれていた)クッションして奥のコーナーへ。そこのコーナーの近くには9番ボールが止まっている。ライン的には9番に当たりそうな感じ。
まさか、と思いながら注視していると、5番が9番に当たった。
そして9番はコーナーポケットに吸い込まれていった。
初めから9番を狙ったとしか思えないようなショットだったが、相手の顔を見ると単なる偶然だったのは明らかだった。しかし、相手にとって劇的な逆転には違いない。素直に相手を祝福し、全員と握手して終了。
個人的には3勝1敗なのでまずまず。チーム同様、個人の成績も集計して表彰されます。

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