午後8時半、いつものようにプールバーに向かう。
BTSプラカノン駅まで歩いて10分弱。
スマートカードをなくしたので再購入しなければならない。
また発行手数料30バーツを支払わなくてはならないがしょうがない。
電車に乗り込むと、どこかで見たような人が座っている。
やはりイギリス人のキッドだった。
彼は日曜から木曜までプールバーで演奏しているバンドのボーカリスト。
演奏の始まる前や合間に一緒に玉を撞いたり、飲んだりしている仲です。
最近はガソリンが高くて車は控えているそうだ。
飲酒運転の取り締まりもかなり厳しくなっているようで、車だとバーで飲めないということもあるのだろう。ただしタイ人、特に女性は優遇されてる。
以前、何回かバーの女友達に家まで送っていってもらった事があるが、当然彼女はお酒を飲んでいる。そして1度聞いたことがある。
「警察に捕まったりしないの」
「止められたことはあるけど、いつも”気を付けて帰えって下さい”としか言われないの」
「そうなんだ」
「なんでかしら」
彼女はその理由を十分知っている。知らなかったらいつも車で来ることはしない。タイ人は女性や子供にやさしい、そして外国人には厳しい。
彼とそのままバーに向かった。
彼は閉店まで歌い、俺は酒を飲みながらエイトボールを楽しんだ。
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